この本を読みました。
本書は、信頼関係の作り方や、成功者になるための心のあり方、セールスのコツなどが書かれている。
中でも特に、『ブレない心』の大切さを強く訴えているように感じた。
ブレない心とは、『信念(軸)』のことで、心がブレている状態では、行動に一貫性がなく信頼関係が築けないと述べている。逆に、ブレない心を持っていれば面白いように人生が好転していくとも述べている。
私は人の言葉に感化されやすく、考えもすぐにブレてしまうので、本書の内容は私にとってはとても痛いメッセージが多かった。
また、人から責められることや失敗を恐れて行動が控えめになってしまいがちだが、本書は、その弱気な心構えも改めさせてくれる。
著者の『中途半端ならやらない方がマシ』との言葉に、思わず『イエッサー』と応えてしまった。
本書は、信頼関係の表面的なコツだけでなく、その根本部分やスキルアップのためのアドバイスまでされています。
人間関係に悩んでいる人。ビジネスで成功したい人。一読の価値ありです。
≪以下、影響を受けた点、共感した点などの一部を引用します。≫

信頼関係を作るのに最も大切なのは、連絡を取る回数、会う回数であることに、私は自らの体験を経て学ばせていただきました。

最も心が鍛えられる時、それは「失敗」したときです。人間は、安全なところでジッとしていても成長できません。自らの判断で行動を起こし、そこで何らかの失敗をして痛い目に会った時、その後悔の中で人は初めて学びを得るのです。

大きなチャレンジをすればするほど、失敗もまた大きいのは当たり前なのです。失敗することは、いわば勇気の証なのです。『やるなら、とことん。失敗も、とことん』です。大胆にチャレンジしてほしいです。

ワンランク上の人と付きあうことで、あなたは新たなステージに立つことができるのです。背伸びがやがて身の丈になる。

「人を批判している人」と、「批判されている人」、どちらが成功していますか?答えは、言うまでもなく「人から批判されている人」です。

人は、「どんな人間を応援したくなるか」ということを分析して見ると、やはり「なりふりかまわず"一生懸命"物事に取り組んでいる人」なのです。

人から愛されている人は、「声」の大きさやトーンに共通点があります。人から信頼され、ファンが多い人ほど、「大きくはっきりした声で、みんなが聞き取れるようにゆっくり話す」傾向にあるのです。そして、声に"快活さ"があります。逆に、人望がない人は、声が小さくボソボソと話すので、いかにも暗い印象になり、ますます人が離れていきます。
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