この本を読みました。
成功者はどのようにして成功者と成りえたのか。また、どうすれば今の生活から抜け出して成功者に近づけるのかが、具体的、且つ、分かりやすく説明されている。
自分が好きになる7つのポイント、金持ちになる7つの秘訣、簡単で確実な問題解決の7つのステップ、最高の成果を上げるための5つの質問、行動思考になるための7つのカギといった、成功者になるためのポイントを絞った解説もされている。
また、アイデアの考案や、問題の解決策を効率的に導き出す、マインド・ストーミングについての解説もされている。マインド・ストーミングは、ビジネス、生活を問わずいろいろなシーンで活用できるので、是非覚えておきたいスキルだ。
ついつい生活がダラダラとしがちだが、この本を読むことによって、だらけた意欲を奮い立たせてくれる。
叶えたい夢がある人。成功者になりたい人。一読の価値ありです。
≪以下、影響を受けた点、共感した点などの一部を引用します。≫

自分が好きな人は、他人にも好かれる。あなたの自尊心は、あなたへの人格へのカギである。自分自身についてどう感じているかによって、何よりも他人に対するインパクトが決まる。自尊心とは、自分自身がどれだけ好きかということだ。自分自身を好きで尊敬すればするほど、他人を好きになり、尊敬するようになるし、他人もあなたを好きになり、尊敬するようになる。

そのときの自分の状態ではなく、そうありたいと望んでいるように話すのだ。その時はポジティブでも乗り気でもなくても、そうであるふりをすること。ふりをしているうちに、本当にそうなるものなのだ。

想像してほしい!なんであれ、繰り返し考え、集中し、感情で受け止め、思い描き、肯定することができれば、望む物をすべて手に入れることができるのだ。全くその人次第なのである。何かをどれほど本気で望んでいるかは、そのことを四六時中考えるかどうかにかかっているのだ。

太陽のエネルギーは温かく穏やかだが、虫眼鏡で一点に集めれば激しく燃え、大量の熱を生じる。優先順位を決めるのも同じである。もっとも重要な仕事を見極め、それに集中するすべを身につければ、途方もないことを成し遂げられるだろう。

物理学の「慣性の法則」を思い出してほしい。ニュートンいわく、「動いている人間はそのまま動き続けようとする。その方が、いったん止まってまた動くよりもエネルギーが少なくてすむ」。動き出すために必要なエネルギーを10とすると、動き続けるのに必要なエネルギーは1ないし2にすぎない。しかし、いったん止まれば再び10のエネルギーを使って動き出さなければならない。成功する人間は、常に動いていて当てられない的のようなものだ。

何でもすぐやろう。スピードは成功に近づくための大切な要素だ。短時間に多くの仕事をこなすほど、未来への可能性が開かれる。

偉大な人は、誰よりも親切で優しいことが多い。あなたがやさしく、我慢強く、寛大で親切で、思いやりを持つなら、内面的に優れた人間になれるだろう。人に一層よい影響を与え、ますます称賛され、尊敬されるだろう。配偶者や子供、友人、従業員にこのように接すれば、驚くほどの影響を及ぼすだろう。
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